足つぼセルフケアのコツ~どこか一か所だけ揉むとしたら?
浅草・蒲田の足つぼサロン 若石リフレクソロジーfuwariの鈴木です。
先日、リフレクソロジーで一番大切なことは「足全体を揉むこと」という記事を書きました。
ただそうはいっても、足全体を揉むのを毎日続けるとなると、ちょっとハードルが高い場合もあるかもしれません。
一日家事や仕事をして、夜にはクタクタ。疲れて何もできないし、とにかく早く休みたい…。
そんな状況のときは、もちろん無理せずゆっくり休むのが一番だと思います^^
ただお客様からよく聞かれるのが、
「全体を揉むのはできないけど、どこか一か所なら毎日できそう。毎日どこか一か所だけ揉むとしたら、どこが良いですか?」
という質問。
多忙でもなるべく疲れを翌日に持ち越さないための、よく効くツボ(反射区)を紹介します。
“副腎”の反射区を揉んでみよう
どこか一か所だけ揉むとしたらオススメなのが、「副腎」の反射区です。
足の人差し指と中指の間をまっすぐ下におりて、土踏まずになったところにあります。
ここを、両手の親指の腹でグーっと深く押し込むようにして、3回から5回ほど刺激します。
副腎の反射区は奥にあるので、なるべく深いところに届くよう一点押しで。
親指と足の甲にまわした中指や薬指とではさむようにすると、上手く刺激が伝わります。
指だと良く効かないという方は、足もみ棒を使って突くようにしてみてください。
ストレスでダメージを受ける副腎
副腎は、腎臓の上に乗っかっている小さな臓器です。
アドレナリンやノルアドレナリンなどのホルモンを分泌して、ストレスを緩和・防御する作用や、
筋肉の炎症を抑えたり、熱を作るための糖代謝にかかわったり、
小粒ながら生命の維持活動をつかさどる、とても重要な臓器。
長期的にストレスにさらされた状態でいると副腎がダメージを受け、
- 疲れているのに寝つきが悪い
- 寝ても疲労が取れない
- やる気がでない
- 風邪が治りにくい
- 気分が落ち込みやすい
- ちょっとしたことでイライラしやすい
などなど、全身にさまざまな症状が現れると言われています。
サロンでの施術でも、一番最初に刺激するのがこの副腎の反射区なのです。
ストレスがたまり過ぎて副腎が対処できなくなる前に、この一か所だけでも揉んでみてくださいね。