顔・耳・足から行う自律神経ケア

fuwari

先日、フェイシャルリフレクソロジーの資格を取得したスクールで夏期の研修を受けてきました。

テーマは「顔・耳・足から行う自律神経系のアプローチ」。

自律神経はすべての内蔵や分泌腺などを通っており、全身のほとんどの器官をコントロールしているため、

バランスが乱れると、臓器の調整が上手くいかなくなったり、思考や感情の乱れも引き起こします。

今振り返ってみてわかることですが、私自身子どものころから自律神経の働きが悪く、自律神経の不調に長年振り回されてきたなぁと自覚があります。

皆さんの中にも、もしかしたら子どもの頃から自律神経の働きが良くなかった方や、ここ何年かで自律神経の乱れによる不調が出てきたかも…と自覚される方もいらっしゃるかもしれません。

さまざまな症状を引き起こす自律神経の乱れ

自律神経とは、周囲の状況にあわせて「緊張」モードの交感神経と「休息」モードの副交感神経をバランスよく調整している、体にもとから備わっているシステムのことです。

自律神経バランスの乱れによる不調としてよくあげられる症状は、肩こり、だるさ、疲れがとれない、よく眠れない、落ち込みや不安感、下痢や便秘などなど。

また、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎などあらゆる内蔵の病気を招いたり、

過活動膀胱、鼻炎や歯周病、斜視、緑内障、などなど…長期間自律神経バランスの乱れが続くと思いもよらないところに影響し、体のあちこちに症状として出ることがあります。

生活の質の安定につながる副交感神経

よく「現代人は交感神経(アクセル)ばかり過剰に働かせていて、副交感神経(ブレーキ)がうまく機能していない人が多い」と言われます。

アクセルである交感神経が高まった後は、穏やかなブレーキ(←ここ重要)をかけてリラックスの副交感神経に切り替わるのが本来の状態ですが、

「もっと頑張らなきゃ!」と無意識のうちに常にアクセル全開モード(交感神経)、

↓↑

頑張りすぎて「もう何もできない」と体が急ブレーキをかけてシャットダウン(副交感神経)

この極端なアクセルとブレーキを長期間繰り返していると、

エネルギーや免疫力が低下していき、強い疲労感をはじめとして様々な不調や病気に悩まされやすくなってしまいます。

反対に、副交感神経の土台が整っていると、穏やかなブレーキを働かせて、適切に休息モードに戻ってくることができ、

内蔵の状態も良く、脳にも血液が十分に行きわたり思考もクリアになり、

時に誰かから心無い態度をとられたとしても、簡単に交感神経に乗っ取られて過剰にストレス反応を起こすことなく、落ち着いて対処することができます。

副交感神経の土台を整えるアプローチ

このように心身の安定の鍵を握る副交感神経ですが、

室内外の気温差や季節の変わり目などの環境変化、嫌なことを我慢したり自分を責めるなどの精神的なストレス、食品添加物など化学物質の多量摂取による神経へのダメージ首コリなどをはじめとする頸部の問題など、さまざまな要因でうまく働かなくなってしまいます。

これまでも、主にフェイシャル&フットリフレクソロジーで自律神経バランスの乱れに集中アプローチする施術を必要な方へ行ってきていますが、

今回はまた新しく首や耳にある副交感神経の反射区への刺激も入れながら、ブラッシュアップした内容で自律神経バランスの乱れをケアするフェイシャル&フットリフレクソロジーコースのご提供をしてまいります。

その際セットで行うフットのリフレクソロジーは、ご希望の方にはマンサナレスメソッドに基づく自律神経へのアプローチを取り入れて行っていきます。

(普段の足全体をまんべんなく揉んでいく若石リフレクソロジーより、必要な部位にピンポイントに、ピリリと効かせる施術になります。120分コースがおすすめ。)

  

夏らしいイベントが戻ってきたけど、すごく暑くて長い今年の夏。いつもより活動的に動いて体のあちこちに不調が出ていないでしょうか?

季節の変わり目で辛い方も、長年不調を抱え続けている方も、ぜひお試しいただけたらと思います。

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