顔・頭・耳・足からの自律神経調整【ポリヴェーガルリフレクソロジー】
リフレクソロジーに新しいコース、自律神経と脳の働きの調整に重きをおいた「ポリヴェーガル・リフレクソロジー」が追加されましたのでお知らせです。
心と体をあなた本来の最適な状態に戻し、人や社会とつながり自然体で過ごすためのサポートとなるセラピーです。
- 緊張しやすい、不安になりやすい
- 脱力できず気付くと体がガチガチになる
- 人付き合いでストレスを抱えやすい
- 思考や感情が忙しく気持ちが落ち着かない
- HSP傾向にある方
私たちの体にそなわる【3つのモード】
ポリヴェーガルリフレクソロジーは、自律神経系の新しい考え方である「ポリヴェーガル理論」に基づいたリフレクソロジーです。
自律神経系とは、24時間休むことなく内臓や血管など体全体を調整してくれる、私たちの体にそなわっているシステムのことを言います。
①興奮モード(交感神経)
②休息モード(副交感神経)
この2つのモードがバランスよく働くことで私たちの体が健やかに保たれるというのがザックリとした通常の解説で、耳にしたことがある方も多いと思います。
しかしポリヴェーガル理論では新しい視点により、
①安心・安全モード(腹側迷走神経)
②闘争・逃走モード(交感神経)
③凍り付きモード(背側迷走神経)
これら3つのモードで私たちの心身の状態をとらえます。
①安心・安全モード
腹側迷走神経が機能した理想的な状態です。
リラックスしているけれども地に足がついていて、安心して人や社会とつながり自然体でコミュニケーションがとれる状態です。
②闘争・逃走モード
私たちが目の前の誰かや何かを意識的・無意識的にかかわらず敵とみなし、交感神経が過剰に高ぶっている状態です。
体が戦闘モードなので、この状態が続くと
怒り、イライラ、不安や心配、肩こりや腰痛、動悸、呼吸しづらい、夜眠れない、など
いつも体が疲れている…という状態になります。
相手にイライラをぶつけるか、もしくは自分の中に溜め込むかなど、対人関係でストレスを感じやすい状態です。
③凍り付き(フリーズ)モード
背側迷走神経によるフリーズの状態です。
戦うことも逃げることもできない危機的状況で、敵とみなした何かから隠れてやり過ごすために私たちはエネルギーの消費をおさえようとします。
感情の麻痺、何も考えられない、やる気が起きない。
小さなことが気になり、すぐに落ち込む。
疎外感を感じたり、人と社会と安心してつながることが難しい状態です。
心身の安定に必要なのは「安心・安全モードの幅」
こうしてみると、いつでも①の安心・安全モードでいたい…と思いますよね。
しかし私たちは日々起こる出来事(たとえば心身に負荷がかかる状況や、誰かに言われた言葉、置かれた状況など)に対して心が勝手に過剰に反応しすぎてしまうとき、②の闘争・逃走モードに入ったり、③の凍り付きモードに入ってしまったりします。
これは生きていくために、辛い経験から自分の身を守るために私たちの体が無意識に起こす防衛反応です。
(自らを守るためにあまりに当然のこととして体が行ってきたため、自分が闘争モードやフリーズモードであることに気付いていない場合もあるかもしれません。)
この安心・安全モードの幅には個人差があります。
安心・安全モードの幅が広い(=安心・安全を感じるための神経がしっかり機能している)状態であれば、日々起こる出来事に過剰に反応することなく、落ち着いて考え判断したり、周囲とうまくコミュニケーションを図りながらうまく対応していくことができます。
逆にここが狭い(=安心・安全を感じるための神経がうまく機能していない)状態であれば、日々起こるささいな出来事にも過剰に反応して闘争・逃走モードに入ったり凍り付きモードに入ったり、神経に振り回される状態になるわけです。
「安心安全モードの幅」を最大限に近づけるセラピー
この安心・安全モードの幅は狭い・広いと個人差があるうえに、同じ人でも変化することがあります。
慢性的なストレスにさらされるなどの要因で押しつぶされることで、あなたが本来持っている幅より狭くなったりするということです。
ポリヴェーガルリフレクソロジーでは、この3つのモードの神経にかかわる反射区と、社会的なつながりや感情の調節に関連する脳の反射区を【顔・頭・耳・足】から調整していくことで、
安心・安全モードの幅をあなたが本来持つ幅まで広げて近づけていきます。
実際にモニター施術で先に受けていただいた方々からは、
「施術後、頭と体がしっかり脱力したのを感じる」
「気持ちが前向きになり行動的になった」
「PMSが薬を飲むほど酷くならなかった」
などのお声をいただきました。
施術中は深い瞑想状態のようなボーっと感へ…
終わった後はホッとして目の前が明るくなるような、
私自身が何度も受けたくなる心地よく大好きなセラピー。
ぜひお試しください。